Copilot Chat 活用ガイド

最終更新: 2026-01-07

ガイドの概要

  • 対象: Copilot Chat を初めて使う方向け
  • 目的: 基本操作と、仕事の流れに沿った使いどころを短時間で理解する

Copilot Chat は「会社アカウントで使える AIチャット」。成果物の完成形の手前、たたき台づくりの相棒として使うと効果的です。

1. Copilot Chat とは?

Copilot Chat は「会社アカウントで使える AI チャットツール」です。次のようなことを手伝ってくれます。

作成

文章のたたき台作成(メール・社内通知・報告書など)

要約

長い文章や資料の要約

整理

情報の整理(決定事項・ToDo・リスクの抜き出しなど)

アイデア

アイデア出し(案の洗い出し・質問リストづくり など)

イメージとしては「完成品を作る人の前で、下ごしらえをしてくれるアシスタント」です。

💡 ポイント 「完成品を出すツール」ではなく、「たたき台を一緒に作る相棒」として使うとちょうど良いです。

2. どこから使う?

① Copilot Chat の開き方

ブラウザ

ブラウザで開いたCopilot Chat
▲ ブラウザ版の画面イメージ

Windowsアプリ

  • Microsoft 365 Copilot
Windowsアプリ画面1
▲ アプリ起動画面
Windowsアプリ画面2
▲ チャット画面

Office アプリ

  • Outlook / Word / Excel / PowerPoint / Edge
EdgeのCopilot Chat
▲ Edgeサイドバー
OutlookのCopilot Chat
▲ Outlookでの表示

② 画面のイメージ

  • 画面の下に「Copilot へメッセージを送る」と書かれた入力欄があります。
  • そこに質問や依頼を書きます。
  • Enter キーで送信すると、数秒~数分後に Copilot から回答が返ってきます。
ブラウザで開いたCopilot Chat
▲ チャット画面の全体像

③ ファイルを使う場合

  • 画面のクリップアイコン などから、Word/PDF/テキスト等のファイルをアップロードできます。
  • アップロードしたうえで「このファイルを要約して」「重要なポイントを箇条書きにして」といった指示を出します。
ブラウザで開いたCopilot Chat
▲ ファイルを添付して指示を出す様子

3. いつ使うか?

1

考える前

  • 会議前に「何を聞くか」を整理してもらう
  • 今日のタスクを書き出して、優先順位をつけてもらう
「取りかかる前の頭の整理」を任せるイメージ
2

書き始めるとき

  • メール・社内通知・マニュアルのドラフト(たたき台)を作らせる
  • 報告書や企画書の「見出し案(構成)」を提案させる
真っ白な画面に向かう時間を減らし、「たたき台から直す」形に
3

書き終わったあと

  • 文章を短く、読みやすく直してもらう
  • トーンを「丁寧に」「少しカジュアルに」に変えてもらう
自分の文章の「仕上げ」に使います
4

終わったあと

  • 会議メモから「決定事項」「ToDo」「保留事項」を抜き出してもらう
  • 規程やマニュアルから FAQ(Q&A)のたたき台を作ってもらう
あとで共有するための「まとめ作業」を楽にします

4. 基本の使い方

① 材料を貼る

メール本文、会議メモ、マニュアル・規程の一部、箇条書きのアイデアなど。

まずは「材料」をそのままコピー&ペーストします。

② やってほしいことを書く

  • 「要約してください」「メール文にしてください」
  • 「丁寧な文に直してください」「決定事項と ToDo を抜き出してください」

「どうしてほしいか」をはっきり書くのがポイントです。

③ 自分で仕上げる

  • 内容・数字・固有名詞は必ず自分で確認します。
  • 「この言い方は自社っぽくないな」というところは、自分の言葉に直します。

良い聞き方のコツ

「誰に」「何のために」「どんなトーンで」「どれくらいの長さで」を書くと、答えの質が上がります。

宛先: お客様/社内全体/上司
目的: お詫び/案内/依頼/報告
トーン: 丁寧/少しカジュアル/短め
長さ: 3行程度/A4 1ページ

5. すぐ使えるプロンプト例

そのまま貼り付けて使える「入力例」です。右上のボタンでコピー、または「Copilotで開く」で直接起動できます。

5-1. 会議前の整理

これから【◯◯の打ち合わせ】をします。 以下の背景を読んで、必ず確認すべき項目/できれば聞きたい項目をそれぞれ箇条書きで出してください。

自分のメモやメールの内容をそのまま貼るだけで、質問リストを作れます。

5-2. メールのドラフト

以下の条件で社外向けメールの文面を作ってください。 宛先:◯◯株式会社 △△様 目的:【例:打ち合わせ日程のご提案】 伝えたい内容:【箇条書きで記載】 丁寧な日本語のビジネスメールで。

“目的”と“伝えたいこと”だけ決めておけば、文面の形は Copilot に任せられます。

5-3. 文章を短く・読みやすく

以下の文章を、意味を変えずに、 ・長さをおよそ 3 分の 2 に ・専門用語を少し噛み砕いて ・箇条書きを増やして 読みやすく書き直してください。

自分で書いた長い説明文や報告メールを、読みやすく整えるのに便利です。

5-4. 議事録から決定事項・ToDo 抽出

以下の会議メモから、 決定事項/次回までの ToDo(担当者があれば一緒に)/保留事項 を箇条書きで整理してください。

メモを貼るだけで、議事録の骨組みが完成します。

5-5. 今日のタスク整理

今日の自分のタスクを以下に箇条書きで書きます。 重要度と緊急度の観点から、 上から順にやるべき優先順位/まとめて行うと効率が良さそうな組み合わせ を提案してください。

忙しい日ほど、最初の 5 分でこれをやっておくと 1 日が回しやすくなります。

5-6. 自分用のプロンプト集を作らせる

私は主に【◯◯】と【◯◯】の仕事をしています。 これらで Copilot を活用するための“良いプロンプト例”を 10 個、日本語で作ってください。 そのままコピペして使える形にしてください。

自分の業務に合わせて、“おすすめの聞き方セット”を Copilot 自身に作ってもらえます。

6. コツと注意点(社内ガイド)

コツ

  • 一発で完成を目指すよりも「ざっくりお願い → 追加指示」で形にします。
  • 小さな文章(1通のメール)から試して、慣れてきたら大きな文章に広げます。
  • Copilot を「非常に優秀で、高速に作業をこなすパートナー」として扱うと、業務スピードが格段に上がります。

注意点

  • 機密情報や個人情報は、必ず会社アカウントでサインインした Copilot だけで扱ってください。
  • 個人の ChatGPT や他社の AI に、社内資料・顧客情報・個人情報をコピーしないでください。
  • Copilot の回答をそのまま社外提出資料に使わず、事実・数字・社名・日付・敬称などは必ず目視で確認してください。